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「PowerToys」最新版のv0.59.0でArmネイティブ対応

 Microsoftは8日、Windows用ツール群「PowerToys v0.59.0」をリリースした。このバージョンではARM64ネイティブ対応となったのが特徴。

 これにより、ARM64におけるPower Renameの動作の問題、File Explorerツールの動作の問題が解消したほか、ARM64用のインストーラプロジェクトへの変更が行なわれ、CIとリリースパイプラインもARM64用のものが設定された。今後、ARM64用のビルドステータスもREADMEファイルに追加される。

 そのほか修正点としては、「Always on Top」においてWin+Dで最小化した際に境界線がくっつく問題、「Fancy Zones」においてデフォルトのレイアウト設定時にCPUを消費していたバグ、仮想デスクトップIDの変更に伴い、アプリが最後の既知のゾーンで開かれなくなっていたバグ、一部構成でウィンドウがスナップされないバグなどの修正を行なった。

 機能面では、Power Renamerは、WinUI2に代わりWinUI3を使用するようになったほか、Keyboard Managerがショートカットで最大4つの修飾キーが使用できるようになるといった強化が図られている。