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「PowerToys」安定版リリースにバグ修正を加えたv0.57.2
2022年4月11日 14:02
Windows用便利ツール群「PowerToys」に、小規模なバグ修正を施した「v0.57.2」が9日にリリースされた。
PowerToysのv0.57.0は3月31日にリリースされた。このバージョンでは品質テストを行ない、古い問題の洗い出しや修正を行なっているほか、リリースサイクルすべてで安定性向上と品質改善に努めると公言していたが、公約通り、新機能は実装せずにバグ修正を行なっている。
- 「AlwaysOneTop」ウィンドウがその状態を失うことがあった。この問題が検出された場合再適用されるようになった
- 多くの設定変更を行なった場合、「PowerToys Run」がCPUを100%消費する問題を解決
- スナッピングしないバグを修正した後、FancyZonesが丸角を再現しない問題を修正
- FancyZonesが、Windows 11においてスナップした際に丸角の無効化機能を削除したことについて否定の意見があったため、再度復活
- 頻繁に更新をチェックすると設定画面が止まってしまう問題を修正
- PowerToys Runにおいて異なるユーザーでプログラムを実行する機能を追加
- 仮想デスクトップ構成でPowerToys Run WindowWalkerが起動時にクラッシュする問題を修正
- PowerToys RunでVS Codeの新規インストールやアップデートがピックアップされない問題を修正
- 多くのネットワークインターフェイスが存在する環境で、PowerToys Runがクエリ表示するのに長い時間を要していた問題を修正
- いくつかのアプリで再起動した際にゾーンに再スナップされない問題を修正
- .exeインストーラにPowerToys.msiファイルを署名
- コントロールパネルやファイルエクスプローラーなど、特別なショートカットがPowerToys Runに再表示されるようになった
- FancyZonesグリッドエディターにおいてスクリーンリーダーのサポートを改善
- .net coreを3.1.23に更新しセキュリティを向上
- 設定ファイルが作成されていない場合に開発者ファイルプレビューがクラッシュする問題を解決
- 特定のディスプレイスケーリングで、スナップ解除をした際に元のウィンドウのサイズへ戻るFancyZonesのバグを出生
- PowerToys RunにおけるWindows Terminalプラグインでログを強化