ニュース
シャープ、1型センサーカメラ採用の6.6型5Gスマホ「AQUOS R7」
2022年5月9日 13:14
シャープ株式会社は、1型センサー採用カメラを搭載した5G対応6.6型スマートフォン「AQUOS R7」、およびSnapdragon 695 5G搭載の5.7型「AQUOS wish2」を発表した。前者は7月以降、後者は6月下旬以降の発売を予定している。
AQUOS R7
AQUOS R7は、ライカと共同開発したズミクロンレンズ(F1.9/35mm判換算19mm相当)と、約4,720万画素の1型イメージセンサーによる背面カメラを搭載した6.6型スマートフォン。従来モデルと比べ、集光量が約1.8倍向上した。加えて背面には約190万画素測距用、前面には約1,260万画素(F2.3/同27mm相当)カメラを備える。
すべての画素でフォーカス位置を検出できる全画素Octa PD AF方式に対応し、オートフォーカス速度が従来モデルと比べて約2倍に高速化。AIプロセッサによる被写体の検出速度も向上した。
ディスプレイには独自の有機ELパネルとなるPro IGZO OLEDを搭載。表示コンテンツに応じて1~240Hzでの駆動に対応し、滑らかな表示を実現しつつ、消費電力を抑えた。解像度は2,730×1,260ドットとなる。
SoCにはオクタコアのSnapdragon 8 Gen 1を採用。通信機能では、Sub-6とミリ波を束ねて高速化する「Dual Connectivity」をサポートし、最大で下り4.9Gbps、上り1.1Gbpsを発揮できるという。
そのほか主な仕様は、メモリが12GB、ストレージが256GB、OSがAndroid 12。無線機能はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFC(おサイフケータイ対応)。IP68準拠の防水/防塵設計で、顔認証や指紋認証センサー、USB Type-C、microSDカードスロット、3.5mmイヤフォンマイク端子なども備える。
バッテリ容量は5,000mAh。
AQUOS wish2
AQUOS wish2は、SoCにSnapdragon 695 5Gを搭載した5.7型スマートフォン。従来モデルと比べ、CPU性能が約33%、GPU性能が約19%向上した。
MIL-STD-810Gに準拠した試験を実施し、IP67準拠の防水/防塵や耐衝撃への対応を謳う。加えて、2年間で最大2回のOSバージョンアップをサポートしており、長い期間使用できるとしている。マットな質感や指がかりのよい側面形状といった筐体デザインは継承した。
そのほか主な仕様は、メモリが4GB、ストレージが64GB、ディスプレイが5.7型1,520×720ドット液晶、背面カメラが1,300万画素(F2/35mm判換算26mm相当)、前面カメラが約800万画素(F2/同26mm相当)、OSがAndroid 12。
無線機能はWi-Fi 5、Bluetooth 5.1、NFC(おサイフケータイ対応)。指紋認証センサーやUSB Type-C、microSDカードスロット、3.5mmイヤフォンマイク端子なども備える。バッテリ容量は3,730mAh。
本体サイズは約71×8.9×147mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約162g。