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「VAIO S15」が第12世代Core H搭載で登場。15.6型高性能ノートとしてCore i9-12900HKにも対応

VAIO S15

 VAIO株式会社は、第12世代Core(Alder Lake)のHシリーズを搭載する光学ドライブ装備の15.6型ノートPC「VAIO S15」を発表した。5月下旬により販売開始予定で、受注は中旬に行なわれる予定。VAIOストアでの直販価格は16万5,800円から。基本カラーはブラック、ホワイト、シルバーの3色。

 VAIO S15は2019年に発売された第9世代Core(Coffee Lake Refresh)搭載機から長らくCPUが更新されていなかったが、今回新たにモバイル向けのハイパフォーマンスCPUであるCore Hシリーズを搭載して登場。14コア/20スレッドのCore i9-12900HKまたはCore i7-12700Hなどを採用し、旧モデルから大幅に性能が向上している。

 CPU以外の主な変更点としては、メモリがDDR4からDDR5へと変わるとともに、64GBまで搭載可能になったこと、容量2TBまでの第4世代NVMe SSDを選べるようになったこと、Wi-Fi 6Eをサポートしたこと、USB PD対応のThunderbolt 4が装備されたことなどが挙げられる。

 また、ユーザーの着席や離席を検知する人感センサーを搭載しているほか、Web会議向け機能として、ノイズを低減する「AIノイズキャンセリング機能」と、Webカメラの背景ぼかし/センターフレームへのフォーカス/顔優先自動露出機能なども搭載された。

ホワイト
シルバー

 一例として、Core i7-12700H(14コア/20スレッド)を搭載する店頭モデル(型番:VJS15590111B/VJS15590211W)の仕様は、メモリがDDR5 16GB、NVMe SSD 512GB、15.6型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶、BDXLドライブ、Windows 11 Homeなどを搭載。

 なお、カスタマイズモデルでは4K HDR対応液晶を選ぶことや、セカンドドライブとして1TBのHDDを積むことも可能。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4(USB PD・DisplayPort対応)、USB 3.0×3、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.1、Gigabit Ethernet、HDMI、ミニD-Sub15ピン、SDXCカードスロット(UHS-I対応)、207万画素Webカメラ(顔認証対応)、指紋認証センサー、ステレオスピーカー、ステレオマイク、音声入出力端子などを装備。

 本体サイズは約361.4×254.3×22~26mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.25kg。バッテリ駆動時間は約7.4時間。

 オーナメントを含めた外装をほぼブラックで統一した「VAIO S15 | ALL BLACK EDITION」も販売され、こちらはCore i9-12900HKなどのハイスペック構成で展開される。

VAIO S15 | ALL BLACK EDITION