ニュース

15.6型高性能ノート「VAIO S15」に4K HDR液晶や新色ホワイト追加

VAIO S15

 VAIO株式会社は10月1日、高性能なCore Hプロセッサを搭載する15.6型ノートパソコン「VAIO S15」に、HDR対応の4Kディスプレイモデルを追加すると発表した。10月21日より予約受付を開始し、11月6日に発売する。VAIOストアでの税別直販価格は、ピクセラ製のLTE対応USBドングルおよびVAIOオリジナルSIM、3年サポートつきで141,800円から。

 VAIO S15は昨年(2019年)の11月にCoffee Lake Refreshモデルが投入されたが、今回はCPUは変わらず、4K(3,840×2,160ドット)液晶ディスプレイにHDR対応かつAdobe RGB 100%のパネルを追加。このほか、立体音響技術のDolby Atmosをサポートし、要望が多かったという新色のホワイトも加わっている。

 HDRに高輝度化したことで、従来の4Kパネルよりも階調が上がり、暗部や明部が潰れない表現が可能になった。また、sRGBカバー率100%からAdobe RGBカバー率100%に代わり色域が向上。写真や映像の表現力が上がっている。

 新型4Kパネルを搭載する店頭モデル(型番: VJS15490511B)の税別店頭予想価格は299,818円前後の見込みで、おもな仕様はCPUがCore i7-9750H(6コア/12スレッド、2.6~4.5GHz、UHD Graphics 630)、メモリ16GB、NVMe SSD 512GB、BDXLドライブ、15.6型4K液晶ディスプレイ、Windows 10 Homeを搭載。

 インターフェイスは、Thunderbolt 3(DisplayPort対応)、USB 3.0×3、HDMI、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)、Bluetooth 4.1、SDカードスロット(UHS-I対応)、207万画素Webカメラ、指紋+顔認証センサー、ステレオスピーカー、ステレオマイク、音声入出力端子などを装備。

 本体サイズは約361.4×254.3×22~26mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.25kg。本体色はブラック、シルバー、ホワイトの3色。

 ヒンジのオーナメント部分などを黒く彩った「ALL BLACK EDITION」や法人向け版の「VAIO Pro PH」も用意されている。