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Xiaomi、5,000万画素×3のトリプルカメラ搭載スマホ「Xiaomi 12 Pro」
2022年3月16日 09:21
Xiaomiは、SoCにSnapdragon 8 Gen 1を搭載したフラグシップスマートフォン「Xiaomi 12 Pro」、「Xiaomi 12」、およびSnapdragon 870を搭載した「Xiaomi 12X」を発表した。価格は順に、999ドルから、749ドルから、199ドルから。
Xiaomi 12 Pro
Xiaomi 12 Proは、広角/超広角/望遠のすべてで5,000万画素センサーを採用したトリプルカメラ搭載6.73型スマートフォン。本体色はパープル、ブルー、グレーの3色展開となる。
各カメラが5,000万画素と高画素なのが特徴で、それぞれでナイトモードや、4K/60fpsでの映像撮影にも対応。広角カメラには1/1.28型の大型センサー(ソニー製IMX707)を採用する。
また、AIを活用し、モーショントラッキングやアイトラッキングなど高度なフォーカス機能を提供するProFocusや、最低照度0.1lux未満の暗所での写真撮影を実現するUltra Night Photoなどもサポートしている。
ディスプレイには3,200×1,440ドットの6.73型AMOLEDを採用。ピーク時最大1,500cd/平方mの輝度を実現した。加えて、AdaptiveSync Proにより、1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応し、電力効率を最大50%改善。ピクセルレイヤーの上にマイクロレンズレイヤーを追加し、効率的な発光を実現するMicroLensテクノロジーも搭載している。
電源周りでは、最短18分で100%まで充電が可能な120W Hyper Chargeや、50Wの無接点充電、10Wのリバースチャージなどをサポート。ユーザーの睡眠習慣やアラーム設定を学習し、バッテリ残量80%以降の充電を起床にあわせて完了することで、過充電を抑えるAdaptiveChargeにも対応する。バッテリ容量は4,600mAhとなる。
そのほか、3,200万画素前面カメラや、LPDDR5メモリ、UFS 3.1ストレージ、5G(デュアルSIM)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、NFC、Android 12(MIUI 13)、Harman/Kardonクアッドスピーカーなどを装備。本体サイズは74.6×8.16×163.6mm(同)、重量は205g。
Xiaomi 12/12X
Xiaomi 12は、本体幅を69.9mmに抑え、手に持ちやすい筐体に仕上げた6.28型スマートフォン。本体色はパープル、ブルー、グレーの3色展開となる。
大画面ながら、幅をコンパクトにすることで、片手で持った状態でも文字入力しやすく、ポケットなどにも入れやすいデザインとした。筐体は指紋の付きにくいマット仕上げとなっている。
ディスプレイには、680億色以上の色表現を実現したという6.28型2,400×1,080ドットAMOLEDを採用。ピーク時1,100cd/平方mの輝度を発揮するほか、1万6,000段階での明るさ調整にも対応する。AdaptiveSyncによる120Hzの高リフレッシュレート表示や、HDR10+、Dolby Visionなどもサポートする。
背面カメラは、5,000万画素広角、1,300万画素超広角、500万画素望遠の3眼構成を採用した。AIを活用したリアルタイムフォーカス技術のProFocusや、ポートレートモードでのHDR撮影などもサポートする。また、前面カメラも3,200万画素の高画素仕様となっている。
電源周りでは、39分で100%まで充電可能な67W急速充電機能や、50Wの無接点充電、10Wのリバースチャージにも対応。過充電を防止するAdaptiveChargeも利用できる。バッテリ容量は4,500mAhとなる。
加えて、LPDDR5メモリやUFS 3.1ストレージ、5G(デュアルSIM)、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、NFC、Android 12(MIUI 13)、左右対称のHarman/Kardonデュアルスピーカーなどを装備。本体サイズは69.9×8.16×152.7mm(同)、重量は180g。
そのほか、Xiaomi 12をベースにSoCをSnapdragon 870に変更したモデルとして「Xiaomi 12X」も発表。SoC以外では、無接点充電やAdaptiveChargeには対応しないものの、基本的な仕様はXiaomi 12とほぼ共通となる。本体サイズはXiaomi 12と同じで、重量はやや軽くなり176g。