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iPhone 11と同じA13チップを搭載する5K液晶「Studio Display」

Apple「Studio Display」

 米Appleは8日(現地時間)、iPhone 11と同じA13チップを搭載する5K解像度の27型液晶ディスプレイ「Studio Display」を3月18日より発売する。価格は19万9,800円より。

 同日発表されたMac Studioなどとセットで利用することを想定したディスプレイ。基本的なデザインは32型の「Pro Display XDR」を踏襲している。

 解像度は5,120×2,880ドット(218ppi)で、輝度は600cd/平方m、表示色数は10億色、色域はP3対応。反射防止コーティングを施しているが、オプションで写りこみをさらに減らすNano-textureガラスを追加することもできる。

 ディスプレイインターフェイスはThunderbolt 3(96W給電対応)で、周辺機器の接続用にUSB 3.1 Type-C×3も備える。

Mac Studioと組み合わせたところ

 また、iPhone 11と同じSoCであるA13 Bionicを内蔵しているのも特徴。1,200万画素の超広角カメラも内蔵しており、A13を活用してセンターフレームによるビデオ通話が可能。

 3基のマイクアレイを搭載し、周辺ノイズを抑制したクリアな音声を実現しているという。

 また2つの高性能ツイーターと4基のフォースキャンセリングウーファーも内蔵し、Mac向けで最も原音に忠実な音を再生できるとしているほか、これもA13と連携し空間オーディオをサポートする。

 本体サイズは623×168×478mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.3kg。標準スタンドではパネルの上下角度だけを調整できるが、オプションで高さ調節も可能になるスタンドへ変更できる。また、スタンドを外してVESAマウントで縦置きにも対応する。