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デル、第12世代Core/360Hz液晶搭載15.6型ゲーミングノート「Alienware m15 R7」
2022年2月25日 13:59
デル・テクノロジーズ株式会社は、15.6型ゲーミングノート「Alienware m15 R7」および「Dell G15」を発売した。価格はそれぞれ30万8,130円から、16万8,980円から(18%オフクーポン適用で24万5,984円から、13万8,564円から)。
Alienware m15 R7
Alienware m15 R7は、第12世代Core i7やGeForce RTX 3080 Tiなども搭載できる15.6型高性能ゲーミングノート。メモリはDDR5-4800を採用し、容量は従来モデルの倍となる64GBまで内蔵可能となった。
キーボード面と底面から吸気し、左右および背面から排気するデュアルファン設計に加え、ファンブレードを増やすなど改良を図ったCryo-techテクノロジーにより、冷却性能を確保。また、独自のガリウムシリコン熱伝導素材であるエレメント31を使用し、放熱効率を高め、CPUおよびGPU合計で最大170WのTDPまで対応できるとする。
ディスプレイは、165Hz/フルHD(1,920×1,080ドット)に加え、240Hz/WQHD(2,560×1,440ドット)や360Hz/フルHDのオプションも用意。Dolby Visionや、色味を保ちつつブルーライトを低減するComfortView Plusもサポートする。そのほかキーボードでは、オプションでCherry MX製ロープロファイルメカニカルスイッチを採用したものも選択できる。
主な仕様はフルカスタマイズモデルの最低構成時で、Core i7-12700H、16GB DDR5メモリ、512GB PCIe SSD、GeForce RTX 3060、15.6型165Hz/フルHD液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。
スプレマシー(最上位)の場合、Core i7-12700H、64GB DDR5メモリ、512GB PCIe SSD、GeForce RTX 3080 Ti、15.6型165Hz/フルHD液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。
インターフェイスは、Thunderbolt 4、USB 3.0×3、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、HDMI 2.1、音声入出力などを備える。
本体カラーはダークサイド オブ ザ ムーンのみ。サイズは356.2×272.5×12.9~20.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.42~2.69kg。バッテリ容量は86Whr。
Dell G15/G15 Special Edition
Dell G15は、Alienware由来の背面に飛び出た冷却機構などを採用しながら、コストパフォーマンスも高めた15.6型ゲーミングノート。CPUは第12世代Core i5またはCore i7を搭載し、GPUは最上位でGeForce RTX 3070 Tiを選択可能。ディスプレイは120Hz/フルHDまたは165Hz/フルHDを用意する。
本体カラーは従来モデルから引き続き、ダークグレー、ファントムグレー、スペクトルグリーン(迷彩柄)の3色を用意。スペクトルグリーンについては、迷彩柄をあしらったオリジナルパームレストを採用する。
また、上記の標準モデルに加えて「Dell G15 Special Edition」も用意。240Hz/WQHD液晶やレインボーカラーのロゴ、オブシディアンブラックの筐体などを採用した上位モデルとなる。
主な仕様は標準モデルのプレミアムモデル(最下位)の場合、Core i5-12500H、16GB DDR5メモリ、512GB PCIe SSD、GeForce RTX 3050、15.6型120Hz/フルHD液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。
プラチナモデル(最上位)の場合、Core i7-12700H、16GB DDR5メモリ、512GB PCIe SSD、GeForce RTX 3070 Ti、15.6型165Hz/フルHD液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。
Special Edition(上位)の場合、Core i7-12700H、16GB DDR5メモリ、1TB PCIe SSD、GeForce RTX 3070 Ti、15.6型240Hz/WQHD液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。
インターフェイスはほぼ共通で、Thunderbolt 4(RTX 3050/3050 Ti時はUSB 3.1 Type-C)、USB 3.0×3、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、HDMI 2.1、音声入出力などを備える。
本体サイズはともに357.3×272.1×26.9mm(同)。重量は標準モデルが2.52~2.67kg、Special Editionが2.64~2.67kg。バッテリ容量は3セルが56Whr、6セルが86Whr。
薄さと性能を両立するAlienware Xシリーズなども投入
同日開催された新製品発表会では、すでに国内でも発売されている「Alienware X」シリーズなどについても紹介が行なわれた。
新型のAlienware Xシリーズでは、ブランド史上最薄を謳う17.3型および15.6型に加え、シリーズ初の14型モデルを投入。14型ゲーミングPCとしては世界最薄の薄さ14.5mmを実現したとする。
Mシリーズは性能を重視しているが、Xシリーズでは性能と筐体の薄さの両立を目指しており、薄型化の実現に向け、マグネシウムやCNC削り出しアルミニウムなどを採用している。
15.6型および17.3型モデルでは、クアッドファンを内蔵し、冷却性能を向上。一方14型モデルでは、コンパクトな筐体ながら、80Whrの大容量バッテリを搭載し、USB Power Deliveryによる充電をサポートするなど、持ち出しやすさも考慮しているという。
そのほか、ディスプレイやアクセサリ製品も拡充を進めている。なお、ゲーミングディスプレイはこれまでSシリーズの一部だったが、今後はGシリーズとして独立。AlienwareブランドのAWシリーズとあわせて、2つのシリーズから製品を展開していく。