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PCのUSBに挿してBASICプログラミングできるワンボードコンピュータ「GIGA IchigoDake」

GIGA IchigoDake Basic

 株式会社ナチュラルスタイル PCNマーケティング事業部は、PCのUSBポートに挿してBASICのプログラミングが可能なワンボードコンピュータ「GIGA IchigoDake Basic」を発売した。価格は2,200円。

 ワンボードコンピュータ「IchigoDake」は、子供が1人1台持ち歩けるパソコンをコンセプトとして開発されたもので、専用ドッキングステーション「IchigoDyhook」に挿して、キーボードやディスプレイを接続して、プログラミングができる。GIGA IchigoDakeでは、PCのUSBポートに直接挿して利用できるようになったことで、より幅広い環境でプログラミング可能になった。

 GIGA IchigoDakeとPC本体はUARTを介して通信を行ない、一般的なシリアル通信ターミナルソフトや、ブラウザを介して利用できる専用アプリ「CutleryApps」、「DirectApps」を使用可能。その一方でIchigoDakeに対応していた周辺機器がそのまま利用でき、ロボットやドローンのプログラミングをこれまで通りに行なえる。

 IchigoDakeの上位モデルにあたり、RISC-Vプロセッサを採用したことにより、インタプリタの速度が従来から約7倍となって実行速度が向上。また、USBキーボード対応となったことでキーボードの選択肢が広がったほか、保存できるプログラム数も増加。4つのINポートがANA入力に、6つのOUTポートがPWM出力をサポートし、新たにDAC出力にも対応。これらに機能を備えたIchigoJam BASIC バージョン1.5がインストールされている。

 なお、現時点ではBASIC言語だが、JSやFORTH、Python、Rubyライクな4言語でプログラミングできるIchigoLatte版もリリース予定としている。