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Google、Playストアのサブスクに対するストア手数料を引き下げ。音楽・書籍も

 Googleは21日(米国時間)、2022年より、Android向けのアプリストア「Google Play」のサブスクリプションプランで開発者に徴収しているサービス料金を現行の30%から15%に引き下げると発表した。また、電子書籍や音楽のストリーミングに関しても現行の15%から10%に引き下げる。

 現在の料金体系では、サブスクリプションの継続期間が12カ月以上の場合、手数料を割り引いて15%としている。しかし、ユーザーが離れていくことで、サブスクリプションビジネスが割引の恩恵を受けるのが難しくなっている現状もあり、今回の大胆な手数料改定に至ったようだ。

 加えて、電子書籍や音楽のストリーミングに対して徴収していた手数料に関しても「メディアコンテンツ業界の経済状態を認識」し、値引きを決めたと経緯を説明。「開発者、およびその背後にあるアーティストやミュージシャン、作家のコミュニティーにとって、Google Playがよりうまく機能するようにする」狙いだという。