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ソニーの新スマホ「Xperia 5 III」を早速ハンズオン。外観写真を多数掲載

Xperia 5 III

 既報の通り、ソニーは最新プレミアムスマートフォン「Xperia 5 III」を国内の一部キャリアから10月中旬以降に発売すると発表した。今回、Xperia 5 IIIの実機を撮影する機会を得たので、簡単に紹介する。

 発表されたXperia 5 IIIは、国内ではNTTドコモ、au、ソフトバンクから発売される予定。カラーバリエーションは、ピンク、グリーン、フロストシルバー、フロストブラックの4色が用意されており、NTTドコモとauからは全色が、ソフトバンクからはピンク以外の3色が展開される。

NTTドコモ版Xperia 5 III。ピンク、グリーン、フロストシルバー、フロストブラックの4色を発売。背面中央にソニーロゴ、下部のXperiaロゴを挟んでNTTドコモロゴと製品型番を刻印
au版Xperia 5 III。こちらもピンク、グリーン、フロストシルバー、フロストブラックの4色を発売。背面中央にソニーロゴ、Xperiaロゴの下に製品型番を刻印
ソフトバンク版Xperia 5 III。グリーン、フロストシルバー、フロストブラックの3色を発売。背面中央のソニーロゴと下部のXperiaロゴのみ刻印

 4色のうちグリーンとピンクは側面のメタルフレーム、背面ガラスとも光沢仕様となっており、光を反射して鮮やかに輝く印象。それに対し、日本限定カラーとなるフロストブラックとフロストシルバーは、側面メタルフレーム、背面ガラスともつや消し処理が施されており、グリーンやピンクと比べると落ち着いた印象となっている。

ピンクとグリーンは、側面フレーム、背面ガラスとも光沢仕上げで、外光を反射して鮮やかに輝く
フロストシルバーとフロストブラックは側面フレーム、背面ガラスともつや消し仕上げ。落ち着いたシックな印象だ

 本体サイズは68×157×8.2mm(幅×奥行き×高さ)。Xperia 1 IIIと横に比べると、奥行きの短さが際立って感じ取れる。また、実際に手にしてみても、Xperia 1 IIIのような手に余る印象が少なく、持ちやすいという印象だ。

 ディスプレイは6.1型だが、アスペクト比が21:9ということもあり、インチ数ほど大きいとは感じない。

Xperia 5 III背面。フットプリントは68×157mm(幅×奥行き)
下部側面、高さは8.2mm
左側面
上部側面
右側面
ディスプレイ面。従来モデルのXperia 5 IIと同じ6.1型フルHD+ 有機ELパネルを採用している
Xperia 1 III(左)との比較。Xperia 1IIIより幅が3mm、奥行きが8mm短く、並べるとXperia 5 IIIのコンパクトさがよく分かる
正面の比較。Xperia 5 III(右)のディスプレイは6.1型だが、アスペクト比が21:9ということもありインチ数ほど画面が大きいとは感じない
Xperia 5 IIIを手に持つと、Xperia 1 IIIのように手に余るという印象が少なく、かなり持ちやすいと感じる
NFC/FeliCaはリアカメラ横に配置している

 リアカメラは、超広角、広角、望遠の3眼仕様。Xperia 1 IIIにあった3D iToFセンサーが省かれているが、それ以外はレンズ、撮像素子ともに同じ仕様となっている。望遠に焦点距離を70mmと105mm(いずれも35mm換算)に切り替えて利用できる屈曲光学系の可変式望遠レンズを採用する点も同様だ。

 3D iToFセンサーが省かれていることで、カメラユニットはXperia 1 IIIよりもやや小さくなっている。カメラ部の突起はXperia 1 IIIとほぼ同等。また、標準カメラアプリに「Photography Pro」が採用されている点もXperia 1 III同様だ。
 フロントカメラは800万画素で、ディスプレイ上部ベゼルに搭載している。

リアカメラは、超広角、広角、望遠の3眼仕様で、レンズ、撮像素子ともにXperia 1 IIIと同じ仕様
カメラユニットの突起はXperia 1 IIIとほぼ同等だ
Xperia 1 III(左)のリアカメラと比較すると、3D iToFセンサーが省かれていることでやや小さくなっている
メインのカメラアプリには「Photography Pro」を採用
BASICモードを利用すれば、標準のカメラアプリ同様に手軽な操作で撮影できる
フロントカメラもXperia 1 IIIと同じ仕様で、上部ベゼル内に搭載している

 本体下部側面にはUSB Type-C、左側面にNano SIM/microSDカードトレイ、上部側面に3.5mmオーディオジャックをそれぞれ用意。また右側面には上からボリュームボタン、指紋認証センサー一体型電源ボタン、Googleアシスタントキー、シャッターボタンを配置している。

下部側面にUSB Type-Cを配置
左側面にNano SIMとmicroSDカードを装着できるトレイを配置
上部側面に3.5mmオーディオジャックを配置
右側面には、上部(写真左側)から順にボリュームボタン、指紋認証センサー一体型電源ボタン、Googleアシスタントキー、シャッターボタンをそれぞれ配置している

 オプションとして用意される純正のスタンド付きカバーは、背面に横位置で立てて置ける開閉型スタンドを用意。カメラ部には反射を抑えるために黒で塗装されている点など、Xperia 1 IIIのスタンド付きカバーとほぼ同等の仕様となっている。

純正オプションのスタンド付きカバー。本体カラーと合わせピンク、グリーン、シルバー、ブラックの4色を用意。こちらは全てつや消し仕上げとなっている
背面のスタンドを開くと、本体を横位置に立てて置ける
カメラ周辺は光の反射を抑えるためにが黒く塗装されている