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Seagate、176層TLC NAND採用で最大4TBのPCIe 4.0対応SSD「FireCuda 530」
2021年8月4日 15:00
日本シーゲイト株式会社は、176層3D TLC NANDを採用したゲーマー向けM.2 NVMe SSD「FireCuda 530」を発表した。容量ラインナップは500GB、1TB、2TB、4TBの4種類を用意し、価格(発売時期)は順に1万5,460円(8月6日)、2万6,470円(同)、5万4,380円(9月10日)、11万910円(同)。
FireCuda 530は、PCI Express 4.0 x4接続に対応した高性能/高耐久を謳うM.2 SSD。Phisonと共同開発したE18コントローラと、Micron製の176層3D TLC NAND(B47R)を採用するのが特徴となっている。
ゲームだけでなく、ゲーミングPCを利用したクリエイティブ用途での活用も想定。FireCudaシリーズのSSD製品としては最速となる、最大シーケンシャルリード速度7,300MB/s、同ライト速度6,900MB/sを発揮し、4KBランダムリード/ライト速度は最大100万IOPSに達する。ゲームデータのサイズが大きくなるケースも増えていることから、大容量な4TBモデルも用意した。
加えて、全モデル共通でRescue Data Recovery Serviceを3年間付帯。機械的な故障や自然災害などで障害が発生したさいに、データの復旧サービスが受けられる。
主な仕様は500GBモデルの場合、最大転送速度はシーケンシャルリードが7,000MB/s、同ライトが3,000MB/s、4KBランダムリードが40万IOPS、同ライトが70万IOPS、総書き込み容量が640TB。
1TBモデルの場合、最大転送速度はシーケンシャルリードが7,300MB/s、同ライトが6,000MB/s、4KBランダムリードが80万IOPS、同ライトが100万IOPS、総書き込み容量が1,275TB。
2TBおよび4TBモデルの場合ほぼ共通で、最大転送速度はシーケンシャルリードが7,300MB/s、同ライトが6,900MB/s、4KBランダムリード/ライトがともに100万IOPS。総書き込み容量は2TBモデルが2,550TB、4TBモデルが5,100TBとなる。
平均故障間隔(MTBF)については4モデルともに180万時間で、保証期間は5年間。
FireCuda 530の仕様 | ||||
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容量 | 500GB | 1TB | 2TB | 4TB |
シーケンシャルリード速度 | 7,000MB/s | 7,300MB/s | ||
シーケンシャルライト速度 | 3,000MB/s | 6,000MB/s | 6,900MB/s | |
4KBランダムリード速度 | 40万IOPS | 80万IOPS | 100万IOPS | |
4KBランダムライト速度 | 70万IOPS | 100万IOPS | ||
総書き込み容量 | 640TB | 1,275TB | 2,550TB | 5,100TB |
平均故障間隔 | 180万時間 | |||
保証期間 | 5年間 | |||
価格 | 1万5,460円 | 2万6,470円 | 5万4,380円 | 11万910円 |
発売日 | 8月6日 | 9月10日 |
【8月20日訂正】Seagateにより、2TBモデルの発売日が「8月27日」から「9月10日」に変更となりました。これにともない、該当箇所を訂正しました。