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Seagate、外付けHDD一体型のゲーマー向けThunderbolt 3ドッキングステーション
2019年11月26日 17:38
Seagateは、FireCudaブランドより、Thunderbolt 3接続のストレージ内蔵ドッキングステーション「FireCuda Gaming Dock」を12月より発売する。店頭予想価格は44,980円。
4TBの外付けHDDとしてだけでなく、Thunderbolt 3、DisplayPort 1.4、USB 3.1×2、Gigabit Ethernet、音声入出力ポートを拡張できるドッキングステーションとして機能するという製品。ゲーミング向けとしてはストレージとドッキングステーションを統合した業界初の製品としている。
内蔵するHDDは4TBで、M.2 SSDスロット(PCIe Gen3)も備えストレージの増設にも対応。ToolkitソフトウェアからRGB LEDの設定を変更することも可能。本体サイズは270×135×51mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.67kg。
製品発表会には日本シーゲイト株式会社 代表取締役社長の新妻太氏、同社技術本部長の横山智弘氏が登壇し、FireCuda Gaming Dockについて、インターフェイス数に制約が生まれがちなゲーミングノート向けのソリューションとして投入する製品であると紹介した。
同会では、すでに発売済みのPCIe接続M.2 SSD「FireCuda 520」も紹介。FireCuda 520は、M.2 2280フォームファクタのPCIe Gen4 x4接続NVMe SSDで、店頭予想価格は500GBが14,980円、1TBが29,980円)、2TBが59,980円。
96層3D TLC NANDフラッシュとコントローラにPhison E16ベースのカスタム品を採用し、PCIe Gen4接続時シーケンシャルリード5,000MB/s、同ライト4,400MB/s、ランダムリード76万IOPS、同ライト70万IOPSの性能を謳う。
TBWは2TBモデルで最大3,600TB、1TBモデルで1,800TB、500GBモデルで850TB。5年の製品保証期間が付属しているのも特徴。
Ryzen 3700XとGIGABYTE製マザーボード(X570 AORUS Master)、Kingston製DDR4-3200メモリ、ZOTAC Gaming GeForce THX 20180 Ti AMP環境における動作デモでは、CrystalDiskMarkで公称値に迫る速度を発揮していることが示されていた。