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Windows 7、Windows Update経由のSHA-2署名ドライバを提供終了

 Microsoftは17日(現地時間)、Windows 7など向けのWindows Updateを通じたSHA-2署名ドライバ提供を終了すると発表した。

 影響を受けるのは、Windows 7 SP1、Windows Server 2008、Windows Server 2008 R2。今後これらのOSを搭載するデバイスには、SHA-2で署名されたドライバはWindows Updateを通じて公開しない。対象は、現在サポートされているWindows/Windows Server向けのドライバパッケージ、およびサポートが終了したWindows/Windows Server向けドライバパッケージ。

 SHA-1で署名されたルート証明書は、5月9日をもって期限切れ/廃止している。しかしMicrosoft Trusted Root Programのパートナーは、引き続きSHA-2で署名されたドライバを提供できる。SHA-2対応パッチが当たっていないシステムに対してSHA-2署名されたドライバを当ててしてしまうと、デバイスが起動不可になったり、動作が不安定になってしまう恐れがあるため、それを防ぐ目的でWindows UpdateでのSHA-2署名ドライバの配布を中止する。

 なお、ESU(Extended Security Updates)プログラムを利用している場合については、WSUSなどを通じて引き続き管理下のデバイスへドライバを配布できる。