ニュース

サティア・ナデラ氏がMicrosoft会長に任命。CEO兼任はビル・ゲイツ氏以来21年ぶり

 Microsoftは16日(現地時間)、現CEOであるサティア・ナデラ氏を取締役会の会長に任命したと発表した。2012年から2014年まで会長を務めていたジョン・W・トンプソン氏は独立した取締役のリーダーとして残る。

 ナデラ氏はこれまでのビジネスに対する知見を活かし、正しい戦略の舵取りや、リスクの見極めおよび緩和アプローチといった取締役会での議題の設定に取り組む。一方、トンプソン氏は意見の提出や、独立取締役会議の招集、CEOの業績評価の主導といった重要な権限を保持する。

 Microsoftにおける“CEO兼会長”の職に就いた者は、ビル・ゲイツ氏が2000年1月にCEOを辞任して以来なく、実に21年ぶりの出来事。