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Amazon、価格そのままでメモリ/ディスプレイ強化「Fire HD 10」。無線充電対応モデルも
2021年4月27日 22:00
Amazon.co.jpは、10.1型タブレット「Fire HD 10」シリーズの新製品3モデルを発表した。ともに予約受付はすでに開始しており、出荷は5月26日を予定している。
「Fire HD 10」は、10.1型1,920×1,200ドットディスプレイを搭載したタブレット。ストレージ容量は32GBと64GBで、価格はそれぞれ1万5,980円、1万9,980円。本体色はブラック、デニム、オリーブの3種類。
メモリを従来の2GBから3GBに増加した他、ディスプレイを強化しており、輝度を400cm/平方m、コントラスト比を1,300:1に高めている。加えて、背面カメラを200万画素から500万画素に、microSDカードの最大容量を1TBにそれぞれ引き上げている。
筐体デザインにも改良を施し、従来より0.6mmの薄型化と39gの軽量化を実現。ディスプレイ周囲のベゼル幅が各辺均等となった他、横向き時に利用しやすいよう、前面カメラ位置が短辺側から長辺側へと移動した。
「Fire HD 10 Plus」は、Fire HD 10シリーズとしては初の上位モデルに相当する製品。ストレージ容量は32GBと64GBで、価格はそれぞれ1万8,980円、2万2,980円。本体色はスレートのみ。
Fire HD 10をベースに一部機能強化を施したもので、4GBのメモリを内蔵する点や、ワイヤレス充電に対応する点などが違いとなる。
インターフェイスは両機種共通で、USB Type-C、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0 LE、500万画素背面カメラ、200万画素前面カメラ、microSDカードスロット、Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー、マイク、3.5mmステレオミニジャックなどを備える。
本体サイズはともに247×9.2×166mm(幅×奥行き×高さ)、重量はFire HD 10が465g、Fire HD 10 Plusが468g。
上記2製品向けの共通アクセサリとしては、純正カバーやキーボード付きカバーが登場。価格はそれぞれ4,780円、5,980円。後者は、カバー部分をFire HD 10に取り付けておけば、キーボード部分とマグネットで着脱できる。接続はBluetoothでバッテリを内蔵しており、ヒンジ部は自在に角度調整が可能。
加えて、AmazonアプリストアにてMicrosoft 365アプリの提供も開始。これにあわせて、Fire HD 10またはFire HD 10 Plusと、キーボード付きカバー、Microsoft 365 Personal 1年版をセットにしたエッセンシャルセットも用意する。価格はそれぞれ2万4,980円から、2万7,980円から。
また、上位モデル専用のアクセサリとして、ワイヤレス充電スタンドを用意。本体を置くと充電を開始し、スマートディスプレイのように使えるShowモードへの切り替えも行なえる。価格は単体で5,980円、Fire HD 10 Plusとセットで2万2,980円から。
その他、子供向けの「Fire HD 10 キッズモデル」も発表。ストレージ容量は32GBで、価格は1万9,980円。本体色はブラックで、スタンド型キッズカバーはスカイブルー、ラベンダー、アクアマリンの3色を用意する。
Fire HD 10に加え、子供向けコンテンツが楽しめる「Amazon Kids+」の1年間利用権、スタンド型のキッズカバー、2年間の限定保証が付属。Amazon Kids+では、新たにUSENとの協力により、音楽や英語講座、読み聞かせなどが楽しめる音楽アプリ「USEN Kids」の提供も新たに開始する。