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米最高裁がGoogle支持。11年続いたGoogle/OracleのJavaコピー裁判

 米連邦最高裁判所は、OracleがGoogleに対して訴えていたJava APIの著作権侵害の問題について、Googleの異議申し立てを認め、公正使用(フェアユース)だったとする判決を下した。

 この係争はOracleが著作権を所有するJava SEについて、GoogleがAndroidプラットフォームを作るさいに、Java SEのAPIから約1万1,500行のコードをコピーして使用し、それが著作権の侵害に当たるとして2010年より争われ、その過程でさまざまな裁定が行なわれてきた裁判だった。なお、Oracleは2010年に当時Javaを所有していたSunを買収してからすぐにこの裁判を起こしている。

 最終的に米連邦最高裁判所は、コピーされたAPIは、プログラマーがプログラム作る上で必要な一部のみが含まれたもので、これは米国法においてフェアユースの範囲内と結論づけた。