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ソフトバンクが2種類の5G対応折りたたみ型端末を投入。国内キャリアでは独占販売

 モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社およびレノボ・ジャパン合同会社は、新製品発表会を開催した。

 発表会ではまず、モトローラ・モビリティ・ジャパン 代表取締役社長の松原丈太氏、レノボ・ジャパン 代表取締役社長のデビット・ベネット(David Bennett)氏から、razr 5GとThinkPad X1 Fold 5Gについてそれぞれ製品説明が行なわれた。

モトローラ・モビリティ・ジャパン 代表取締役社長 松原丈太氏
レノボ・ジャパン 代表取締役社長 デビット・ベネット(David Bennett)氏

 razr 5Gはフラグシップモデルに相当し、ユーザーがスマートフォンに対して求めるものを徹底的に考えて開発した端末だという。同社が国内向けに投入する初の5G端末/プレミアムモデルとなり、折りたたみ構造や背面のクイックビューディスプレイなどによって、新しいモバイルソリューションを提供するとした。これまで国内市場では低価格な製品を中心に展開してきたが、今後はポートフォリオを拡大し、プレミアムモデルについても投入していくという。

 また、ThinkPad X1 Fold 5Gについては、折りたたみ設計によってフットプリントを抑えた「Carry small, Use big」、軽量かつロングバッテリで丈夫な筐体による「Work Anywhere」、5Gネットワークへの対応による「Always connected」が特徴。設計段階から5Gネットワークへの対応を想定した製品で、今回のソフトバンクとのパートナーシップによって真の完成形となったとしている。

 なお、製品の詳細については以下の関連記事を参照されたい。

ソフトバンク株式会社 常務執行役員 菅野圭吾氏

 続いて、ソフトバンク株式会社 常務執行役員の菅野圭吾氏が登壇し、同社での両製品の取り扱いについて説明を行なった。

 razr 5GおよびThinkPad X1 Fold 5Gともに、アーリーアダプターや新しいガジェットを使ってワークスタイルを変えたい人などがおもなターゲットの製品となり、キャリア販売モデルとしては国内ではソフトバンクの独占販売となるかたち。

 razr 5Gについては、同社としては初の折りたたみ型スマートフォンで、3月下旬より発売。SIMロックつきでの提供となる。RAZR M以来9年ぶりのモトローラ端末の投入で、5Gスマートフォンラインナップのなかでも、コンパクトでありながら大画面という2つの要望に応えられる唯一のスマートフォンだとしている。

 また、ThinkPad X1 Foldについては、3月17日の発売を予定しており、SIMロックフリーで提供する。タブレットとPCのどちらの形態でも利用できるユニークな製品だとした上で、このような製品に対する需要は今後高まるとみており、ユーザーニーズを取り込んでいきたいとした。通信キャリアによるThinkPadの5G対応端末の投入は世界初だという。

 どちらもトクするサポート+の対象機種となり、加えて後者については月額980円(税別)のデータシェアプランでの利用も可能となっている。

 そのほか、それぞれのソフトバンクモデルを購入したユーザーを対象とした発売記念キャンペーンを実施。モトローラでは、先着1,000名にrazr 5Gがちょうど収まる胸ポケットがついたBEAMSデザインの限定Tシャツを、レノボでは、周辺機器や3年間のアクシデントダメージプロテクションがセットになった5万円相当の特典グッズをプレゼントする。

2012年にはRAZR Mも取り扱った
同社のラインナップとしては初の折りたたみ型スマートフォンに
レノボとも継続的な協力関係にある
親回線と通信量を共有するデータシェアプランも利用できる
どちらも国内キャリアでは独占販売となる
razr 5G購入でもらえるTシャツ
ThinkPad X1 Fold 5G購入でもらえる5万円相当の特典グッズ