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M1 Macでスクリーンセーバから抜け出せなくなる不具合

 Appleの最新OSのmacOS Big Sur 11.1がインストールされたM1版のMacにおいて、スクリーンセーバから復帰できないバグが発生しているとの報告がコミュニティフォーラムなどに上がっている。

 この不具合は、ログアウトせずにユーザーを切り換えるための「ファストユーザスイッチ」の設定に起因するもののようで、スクリーンセーバが意図せず動作し、マウスやキーボードを操作しても画面がデスクトップに遷移しないという。

 スクリーンセーバから抜け出すには、MacBook Air/Proであれば、ディスプレイ部分を閉じて開き直すか、Touch ID(電源ボタン)を押すか、Option+Command+Qキーを押せば、ログイン画面に復帰できるとのこと。

 ファストユーザスイッチを無効化していれば、この不具合を避けることができるが、当然ファストユーザスイッチは機能しなくなる。なお、スクリーンセーバを無効にしても不具合は発生してしまうようだ。