ニュース

ASUS、セカンド液晶がチルトするようになった「ZenBook Duo」

ZenBook Duo(UX482)

 ASUSは14日、2画面を搭載したノートパソコン「ZenBook Duo(UX482)」を発表した。日本での発売時期および価格は未定。

 既存モデルの「UX481」の後継に当たるモデルで、キーボード後部にセカンド液晶「ScreenPad+」を搭載しながら、CPUがTiger Lakeベースの第11世代Core i5/i7となった。ゲーミング向けの「Zephyrus Duo」で搭載されていた、メイン液晶を開くとScreenPad+が自動的にチルトする機構を搭載し、吸気口を拡大することで冷却性が向上した。

 メインディスプレイはPantone認証を取得しているほか、最大400cd/平方mの輝度を実現。解像度は1,920×1,080ドット、タッチに対応し、色域はsRGB 100%。

 一方、ScreenPad+はちょうどフルHD(1,920×1,080ドット)の半分の解像度(1,920×540ドット)の12.6型となっていて、引き続きランチャーとしての利用、ウィンドウの拡張表示、クリエーションツールにおけるツール/パレット類の表示による作業効率性向上を謳っている。

 そのほかの仕様は、メモリが最大16GB、ストレージが最大1TBのPCIe 3.0 x4 SSD。インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.1、HDMI 2.0出力、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、音声入出力などを備える。

 バッテリは72Wh/8セルリチウムポリマー。本体サイズは323×223×16.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.6kg。

次世代GPU/OLEDディスプレイ搭載の15.6型も

ZenBook Pro Duo 15 OLED

 また、3,480×2,160ドット表示対応の15.6型OLEDディスプレイを採用した「ZenBook Pro Duo 15 OLED」も同時発表。

 こちらはヘビーな作業を行なうクリエイター向けで、色差ΔE<2以下の高精度ディスプレイとなっている。コントラスト比は100万:1に達し、DCI-P3色域100%をカバーする。CPUは8コアのCore i9、GPUは次世代GeForce RTX、メモリは最大32GB、ストレージは最大1TBに対応する。