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2020年最終版「Chrome 87」、CPU使用率/メモリ消費量を削減。ページ読み込み7%高速化
2020年11月18日 13:35
性能面の改善
Chrome 87は今年(2020年)最大の性能向上アップデートとなっており、開いているタブにリソースをつぎ込む仕様となったことで、CPU使用率を5分の1に削減。ノートパソコンにおけるバッテリ駆動時間を最大1.25時間延長できるという。
また、起動速度は25%向上し、ページの読み込みが7%高速化した。その一方で、メモリ消費量や電力の削減ができたとしている。
Android版では、進む/戻るを行なったさいのページの読み込みを瞬時に行なえるようになった。
機能面の改善
機能面では、タブ機能を強化し、タブを固定できるようになっただけでなく、タブをグループとして管理する機能や、ほかのデバイスにそのタブを共有する機能を搭載。今月中にはタブを検索する機能を追加するという。
開いているタブをリストで見やすくする機能も、Chromebook版を皮切りに順次デスクトップ版に実装していく。
また、アドレスバーで設定項目を検索し、すぐにアクセスできる機能も実装したというが、日本語環境では利用できないようだ。
このほか、過去に訪れたレシピや製品購入ページを、カテゴリ別に分類して整理し、振り返ることができるカード機能も実装する予定。
このほか、脆弱性も多数修正されている。