ニュース
エプソン、エコタンク搭載など家庭用インクジェット8機種10モデル
2020年10月8日 13:24
エプソンは、家庭用インクジェットプリンタ「カラリオ」シリーズを刷新し、8機種10モデルを10月22日より順次発売する。価格はすべてオープンプライス。
エコタンクモデル
「EW-M973A3T」はA3ノビ、「EW-M873T」はA4対応複合機のフラグシップで、税別店頭予想価格は順に8万円台半ば、6万円台前半の見込み。いずれも新開発の「ClearChrome K2 Plusインク」をエコタンクで搭載。顔料と染料の2種類のブラックインクを含む6色インクを搭載。
この顔料ブラックインクにより、これまで表現が難しかった「Velvet Fine Art Paper」などのアート紙での表現が向上し、染料インクにより鮮やかで光沢感のある作品も実現するという。
また、L判写真では用紙代込みで税別約6.9円、A4カラー文書1ページあたり税別約1.6円、A4モノクロ文書1ページあたり税別約0.7円の低ランニングコストを実現。「挿すだけ満タン」インク補充方式でメンテナンス性にも優れるとした。
このほか、印刷時に排紙トレイが自動で開く機構、4.3型タッチパネルの搭載、ユーザー自身が交換可能なメンテナンスボックスなどが特徴。
「EW-M752TB」はA4対応複合機「EW-M752T」のブラックモデルとなり、仕様は共通。税別店頭予想価格は3万円代後半の見込み。
カートリッジ方式
カートリッジ方式は、「EP-883AW/AB/AR」、「EP-813A」、「EP-713A」、「EW-M530F」の4機種6モデル。税別店頭予想価格は順に3万円台前半、2万円台半ば、1万円台後半、1万円台半ばの見込み。
いずれもA4対応複合機で、スマホから制御可能な「Epson Smart Panel」をサポート。上位3機種はBluetooth LEを使い、Wi-Fi設定や初期セットアップが行なえる。
このうちEP-883AW/AB/ARは6色インク、EP-813AとEP713Aはコストパフォーマンス追求モデル、EW-M530FはFAX機能やADF、PrecisionCoreプリントヘッドを搭載したモデルとなっている。
ハガキプリンタ
ハガキプリンタは「PF-81」の1モデルで、税別店頭予想価格は5万円台半ばの見込み。
1,000種類のテンプレートを収録したほか、キーボードを搭載し、パソコンなしで年賀状を作成可能。9型タッチパネルを備え、ハガキを原寸大で表示可能。
