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MSI、1,815MHzまでOCしたGeForce RTX 3080。電源は8ピン×3

GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10G

 エムエスアイコンピュータージャパン株式会社(MSI)は、GeForce RTX 3080搭載ビデオカードを2機種発売した。税別店頭予想価格は「GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10G」が103,000円、「GeForce RTX 3080 VENTUS 3X 10G OC」は95,000円前後の見込み。

 GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10Gは、ブーストクロックを1,815MHzまでオーバークロックしたモデル(リファレンスは1,710MHz)で、PCI Express補助電源コネクタを通常の8ピン×2でなく、1つ分多い8ピン×3で使用する。最大消費電力は340W。

 独自のトリプルファンクーラーTRI FROZR2を搭載しており、新しく開発されたトルクスファン 4.0や、新型コアパイプライン、グラフェン製バックプレートによって高い冷却性能と静音性を実現した。

 もう一方のGeForce RTX 3080 VENTUS 3X 10G OCは、ブーストクロックを1,740MHzにオーバークロック。こちらのPCI Express補助電源コネクタは8ピン×2の構成で、最大消費電力は320W。

 同じくTRI FROZR2を採用し、グラフェン製バックプレートも備えているが、こちらのファンは1世代前のトルクスファン 3.0となる。

 それぞれCUDAコア数は8,704基、ビデオメモリはGDDR6X 10GBで転送速度は19Gbps(バス幅320bit)。インターフェイスはPCI Express 4.0 x16となり、映像出力端子はDisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1を装備する。

 本体サイズ/重量は、前者が323×140×56mm(幅×奥行き×高さ)/1,565g、後者は305×120×57mm(同)/1,370g。

GeForce RTX 3080 VENTUS 3X 10G OC