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Adobe AcrobatやLightroom Classicに任意コード実行や特権昇格の脆弱性

 米Adobeは11日(現地時間)、AcrobatやLightroom Classic向けのセキュリティアップデートを公開した。どの製品についても、最新バージョンを適用することで対策が可能となっている。

 AcrobatおよびAcrobat Reader向けには、実行ユーザー権限において悪意あるコードが実行可能な脆弱性(APSB20-48)に対するアップデートを提供中。Windows/macOS用のAcrobat/Acrobat Reader DC(バージョン2020.009.20074以下)、2020(同2020.001.30002)、2017(同2017.011.30171以下)、2015(同2015.006.30523以下)が対象となっている。

 Lightroom Classic向けには、実行ユーザー権限において特権昇格の恐れがある脆弱性(ASPB20-51)に対するアップデートを提供中。Windows用のLightroom Classic バージョン9.2.0.10以下が対象となっている。