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Adobe Acrobatに悪意あるコードが実行可能な脆弱性

 米Adobeは12日(米国時間)、「Adobe Acrobat」および「Adobe Acrobat Reader」に関する脆弱性(APSB20-24)について報告した。

 APSB20-24には、深刻度がImportantからCriticalに該当する複数の脆弱性が含まれており、実行ユーザー権限で任意のコードが実行できてしまう恐れがある。同社ではすでに対策済みの最新バージョンを公開しており、更新すれば回避が可能。

 影響を受けるバージョンは、Acrobat/Acrobat Reader DC Ver.2020.006.20042以前、同2017 Ver.2017.011.30166以前、同2015 Ver.2015.006.30518以前。Windows版およびmacOS版のどちらも対象となっている。