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Windows 10プレビュー版、スタートメニューのUIやAlt+Tab時のEdgeの挙動を変更

スタートメニューのUIを変更

 Microsoftは1日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 20161(21H1)」をDev Channelで公開した。

 Build 20161は来年(2021年)正式公開予定のビルドで、いくつかの新機能が実装されている。

 まず、スタートメニューのUIが変更され、アプリリストのロゴの後ろにある無色のバックプレートを削除するとともに、タイルに部分的に半透明の背景を適用。OfficeやEdgeなどに採用されている新しい見た目のアイコンにデザインを合わせた。

 新しいUIはダークテーマとライトテーマのどちらにも合うようになっているが、「設定→個人用設定→色」からアクセントカラーを選んでも、同様のデザインが維持される。アクセントカラーを適用する場合は、ダークテーマにし、「背景から自動的にアクセントカラーを選ぶ」と「スタートメニュー、タスクバー、アクションセンター」の項目を有効化しておく必要がある。

ダークテーマ
ライトテーマ
アクセントカラー適用

 [Alt]+[Tab]キーによるウィンドウの切り替え機能に改良が加えられ、Edgeで開いている個々のWebサイトのタブについても、切り替えの対象として表示されるようになった。以前の表示形式に戻すこともでき、「設定→システム→マルチタスク」に設定が用意されている。

 なお、この機能は現時点では少数のInsiderプログラム参加者にのみ提供され、バージョンが83.0.475.0以降のEdgeを使用している必要がある。

[Alt]+[Tab]キーでのウィンドウの切り替えが、Edge内のタブも対象になった

 タスクバーについて、新しいアカウントを作った場合もしくははじめてログオンした場合に限定して、ユーザーに合ったアプリを自動的に配置する、使い勝手向上のための試みを実施。診断データとユーザーからのフィードバック情報をもとにして、インストール済みアプリなどへの混乱を最小限に抑えるように、標準のレイアウトを調整するとしている。

ユーザーに合わせてタスクバーのアイコンを変更

 このほか、通知機能の改善、コントロールパネルのシステム情報の「設定」への統合、そして2in1デバイスでキーボードを取り外したさいに表示されるタブレットモードへの切り替えメッセージを出さずに、直接移行するように設定が変更されている。