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Windows 10プレビュー版、WSL上でCUDAが利用可能に

 米Microsoftは17日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 20150」をDev Channel(Fast ring)で公開した。

 Build 20150では、Windows Subsystem for Linux(WSL)の機能強化が図られ、CUDAやDirectMLといったGPUコンピューティングを新たにサポート。WSL上で科学技術計算やマシンラーニングなどが実行可能となった。

 加えて、「wsl --install」および「wsl --update」のコマンドを追加。前者はWSLのインストール、後者はWSL上で利用しているLinuxディストリビューションのカーネルのバージョン管理がそれぞれコマンドを通じて行なえる。

 そのほか、位置情報使用中にタスクバーにアイコンを表示するオプションを新たに追加。地図ベースをTomTom製のものに変更したBing Mapsアプリ向けアップデートの提供、「既定のアプリ」設定項目内への検索ボックスの実装も順次行なわれる。