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Windows 10プレビュー版、エクスプローラにLinuxディレクトリのアイコンが追加

エクスプローラにLinuxディストリビューションごとのアクセスが表示される

 米Microsoftは8日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 19603」をFast ringで公開した。

 今回のビルドでは、Windows Subsystem for Linux(WSL)で追加したLinux内のファイルへ簡単にアクセスできるよう改善が図られている。インストールしているLinuxディストリビューションに応じたアイコンがエクスプローラ左側のナビゲーションウィンドウ部分に表示され、クリックするとそれぞれのルートディレクトリにアクセスできるようになる。

ツリー表示もできる

 ストレージ設定関連では、未使用のファイルやアプリの削除をまとめて確認できる「User cleanup recommendations」の項目が追加。User cleanup recommendationsでは一時ファイル、大容量/未使用のファイル、クラウドと同期されているファイル、未使用のアプリの4つのセクションが設けられ、数回のクリックで削除操作が行なえる。

User cleanup recommendations

 そのほか、キヤノン製カメラのCR3 RAWフォーマットなどを新たにサポートするRaw Image Extensionの最新版(Ver.1.0.307610.0)の提供や、ナレーター機能のスキャンモードに関する調整、アンチチートソフト「BattlEye」を使用した場合に発生する問題の修正など行なわれている。