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Apple、ユニバーサル購入やiCloud Drive共有に対応したiOS/iPadOS 13.4を公開
~iPadOSではトラックパッドやライブ変換も新たにサポート
2020年3月25日 14:21
米Appleは、iPhone向けOS「iOS 13.4」およびiPad向けOS「iPadOS 13.4」を公開した。
iOS 13.4では、対応アプリを一度購入するとほかのプラットフォームでも使用できる「ユニバーサル購入」をサポート。「ファイル」アプリからiCloud Driveフォルダ共有が利用可能となり、アクセス制限のコントロールも行なえるようになった。
9種類のミー文字ステッカーが新たに追加され、CarPlayダッシュボードでは、他社製ナビゲーションアプリの利用や通話情報の表示可能になり、メールアプリでは、スレッドビューに常時表示型のメッセージ操作コントロールが加えられている。
そのほか、カメラを起動したさいにファインダーに黒い画面が表示される問題や、写真アプリがストレージを過剰に使用しているように見える問題などの不具合が修正されている。
iPadOS 13.4では、18日に同社が発表したiPad用Magic Keyboardに加え、Magic Mouse 2やMagic Trackpad 2など、BluetoothやUSBで接続するマウスおよびトラックパッドを新たにサポート。iPad用Magic KeyboardおよびMagic Trackpad 2、Magic Mouse 2ではマルチタッチジェスチャ機能が利用可能になるほか、12.9インチiPad Pro(第3世代以降)と11インチiPad ProでもiPad用Magic Keyboardが使えるようなる。
キーボード関連では「ライブ変換」機能が新たに搭載され、文字入力時に変換操作を行なわなくても適宜自動的に変換されるようになったほか、12.9インチiPad ProのオンスクリーンキーボードがSmart Keyboardと同じレイアウトに変更されている。
そのほかiOSと同様に、ミー文字ステッカーの追加、ユニバーサル購入やiCloud Driveフォルダ共有の対応なども行なわれている。