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Windows 10 November 2019 Updateの適用率は約15%。May 2019 Updateは過半数を維持
2020年1月30日 12:55
ソフトウェア開発者などに向けてWindows Storeアプリの宣伝ソリューションなどを手がけているAdDuplexは、同社SDKを使用する約5,000のアプリがインストールされた9万台以上のPCから収集したデータをもとに、2020年1月27日までに集計したWindows 10のバージョン利用動向を公開した。
現在一般向けに提供されている最新のWindows 10は11月に公開された「November 2019 Update(バージョン1909、ビルド18363)」であり、現時点では全体の15.2%と、1つ前の「May 2019 Update(バージョン1903、ビルド18362)」の53.4%と比べるとインストールの進みは鈍い。
May 2019 Updateは11月の集計発表時でも56.6%とシェアが高かった(Windows 10 PCの半数以上がMay 2019 Updateに移行済み参照)。ただ、May 2019 Updateもリリースされてから3カ月ほどは10%台だったため、November 2019 Updateも同様にシェアが増えていくと見られる。
また、Surfaceファミリのシェアについては相変わらずSurface Pro 4のシェアが高いが、Surface Laptop 3やSurface Pro Xといった新しいデバイスがほんの数%ながら現われてきている。