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「VAIO S15」がCoffee Lake Refresh採用で高性能化

~Core i9-9980HK搭載の“ALL BLACK EDITION”も用意

VAIO S15

 VAIO株式会社は11月12日、15.6型ノート「VAIO S15」のIntel第9世代プロセッサ搭載モデルを発表した。本日より受注を開始し、最速到着日は11月22日。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は119,800円からとなっている。

 VAIO S15は今年(2019年)の4月にIntel第8世代CPUを搭載したモデルが発表されたが(VAIO、6コアCPU搭載/最大32GBメモリ対応の「VAIO S15」参照)、今回第9世代のCoffee Lake Refreshを採用したHシリーズプロセッサをともなって登場する。

 また、VAIOシリーズの限定モデルではおなじみとなった「ALL BLACK EDITION」がVAIO S15で初めて用意され、こちらではHシリーズの最上位CPUである「Core i9-9980HK」を搭載。通常モデルに採用されるCore i7-9750Hと比較して、約30%のCPU性能向上が見込めるとする。さらに、発熱を抑えるためにALL BLACK EDITIONモデルのみ、ヒートパイプと受熱板が大型化されたクーラーを装備している。ALL BLACK EDITIONモデルの税別店頭予想価格は301,800円。

右がALL BLACK EDITIONのヒートシンク。左の通常モデルよりもヒートパイプが太い
ALL BLACK EDITIONの内部構造

 筐体は従来どおりのチルトアップヒンジで、タイピングに最適な傾斜角を構成。15.6型の大きさを活かし、SSD+HDDのデュアルストレージ(上位モデルのみ)、UHD Blu-ray対応光学ドライブ(下位モデルはDVDドライブ)、約19mmのテンキー付きフルピッチキーボードを採用。今回指紋認証センサーに加え、顔認証センサーも実装された。

【表】VAIO S15店頭モデルのスペック
型番VJS15490111B(筐体色ブラック)VJS15490211B(筐体色ブラック)
/VJS15490311S(筐体色シルバー)
VJS15490411B(筐体色ブラック)
CPUCore i7-9750H(6コア/12スレッド、2.6~4.5GHz)Core i5-9300H(4コア/8スレッド、2.4~4.1GHz)
GPUIntel UHD Graphics 630
メモリDDR4 16GBDDR4 8GB
ストレージNVMe PCIe x4 SSD 256GB、HDD 1TBHDD 1TB
光学ドライブBDXLドライブDVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ15.6型4K非光沢液晶15.6型フルHD非光沢液晶
解像度3,840×2,160ドット1,920×1,080ドット
OSWindows 10 Home
バッテリ駆動時間約5時間約5.8時間
汎用ポートThunderbolt 3、USB 3.0×3
カードリーダSDカードスロット(UHS-I対応)
映像出力Thunderbolt 3(DisplayPort)、HDMI、ミニD-Sub15ピン
無線機能IEEE 802.11ac、Bluetooth 4.1
有線LANGigabit Ethernet
Webカメラ207万画素
セキュリティ顔認証センサー、指紋認証センサー、TPM
その他ステレオスピーカー、マイク、音声入出力端子
本体サイズ(幅×奥行き×高さ)約361.4×254.3×22~26mm
重量約2.25kg
税別店頭予想価格価格260,800円199,800円164,800円
ALL BLACK EDITION