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VAIO、6コアCPU搭載/最大32GBメモリ対応の「VAIO S15」
2019年4月10日 09:00
VAIO株式会社は、15.6型ノートPC「VAIO S15」の2019年モデル(VS153)を、19日より発売する。価格はオープンプライスで、カスタマイズモデルの税別店頭予想価格は119,800円から。
VAIOユーザーの高性能を求める声に応え、2017年発売の前モデルから、CPUを6コア/12スレッドの「Core i7-8750H(2.2GHz)」へと刷新。4コアから6コアへとコア数が増加し、1.5倍以上の性能を実現したとする。
高性能を目指しながらも、ユーザーの需要が低かったディスクリートGPUは非搭載とし、光学ドライブの搭載を継承。そのうえで、Thunderbolt 3ポートを備えているため、GPUエンクロージャを用意すれば、グラフィックス性能の拡張も可能となっている。
メモリはDDR4-2666 4GB/8GB×2/8GB×2/16GB×2の最大32GB構成を用意。ストレージは500GB HDD/1TB HDDまたはSSHD、128GB/256GB SATA SSDと256GB/512GB/1TB NVMe SSDのデュアルドライブ構成を選択できる。
ディスプレイは非光沢液晶パネルを採用し、HD(1,366×768ドット)/フルHD(1,920×1,080ドット)/4K(3,840×2,160ドット)を用意。
VAIO S11/S13などモバイルノートで採用されている、ディスプレイを開くとヒンジが筺体下に潜り込み、傾斜させることでキーボード入力をしやすくする「チルトアップヒンジ」機構を搭載。
これに合わせて、ストローク約1.5mm/キーピッチ約19mm(テンキー部は約16mm)のキーボードは、パームレストをアルミの1枚パネルとすることで、剛性を向上させ、打鍵感を損なわないよう配慮されている。
そのほか、左右Ctrl、Fn、CapsLockキーのキー割り当て、ファンクションキー追加、Fn Lock機能などのカスタマイズもサポートする。
前モデルよりもタッチパッドが大型化しているほか、指紋認証リーダをパームレストに備え、Windows Helloによるセキュアなログインが可能となった。
そのほかのおもな仕様は、Core i7-8750H/Core i5-8300H(4コア/8スレッド、2.3GHz)、DVDスーパーマルチ/BDドライブ(Ultra HD BD対応)、OSにWindows 10 Homeを搭載。
インターフェイスはThunderbolt 3、USB 3.0×3、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、Gigabit Ethernet、HDMI、ミニD-Sub15ピン、SDXCカードリーダ、92万画素Webカメラ、指紋リーダ、音声入出力など。
バッテリ駆動時間は約4.5~8時間。本体サイズは約361.4×254.3×22~26mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.25kg。
同時に、VAIO S15の法人向けモデルとして、暗号化SSDの選択/TPM搭載/多要素認証(DDS EVE MA)の対応や、OSにWindows 10 IoT Enterprise 2019 LTSCが選択できる「VAIO Pro PH」も10日より受注受付が開始される。