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アイ・オー、HDD上のゲームを容易に移行できるゲーミングSSD

SSD-GCM2シリーズ

 株式会社アイ・オー・データ機器は、PC向けのゲーミングブランド「GigaCrysta E.A.G.L」の第1弾製品として、NVMe M.2 SSD「SSD-GCM2シリーズ」を10月末より順次発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は256GBモデルが9,800円、512GBモデルが14,800円、1TBモデル(12月上旬発売)が28,800円前後の見込み。

 GigaCrysta E.A.G.Lは東京ゲームショウ2019にて発表された新ブランドで、ゲーミングディスプレイのGigaCrystaのファミリーブランドとなる(【TGS 2019】アイ・オーが新ゲーミングブランド立ち上げでM.2 SSDを参考出展)。E.A.G.LはEnjoying、Advanced、Gaming、Lifeからとられており、“すべてのゲーマーに、より進化したゲームライフを楽しんでいただきたい”との想いが込められている。

 SSD-GCM2シリーズはM.2 2280のフォームファクタを採用。PCI Express 3.0 x4で接続でき、シーケンシャルリード速度は256GBモデルが最大3,090MB/s、512GBおよび1TBモデル最大3,430MB/s、同ライトは256GBモデルから順に最大1,040MB/s、2,230MB/s、3,230MB/sとなっている。

 サーマルスロッリングを防ぐヒートシンクを実装しており、熱暴走による性能低下を抑制できるのも特徴。また、Windows向けの専用アプリ「GigaCrystaPhantom」が用意されており、HDDにインストールされているゲームを本SSDに手間をかけずに移行可能。Steam、Origin、Epic Games、Battle.netのゲームに対応している。

 このほか、同ブランドの外付けUSBポータブルSSDとして「SSPX-GCシリーズ」も10月末から発売予定。接続方式はUSB 3.0で、バスパワー駆動に対応。容量は256GB、512GB、1TB(11月下旬発売)の3種類。税別店頭予想価格は順に8,980円、14,800円、23,800円前後の見込みとなっている。こちらの製品もGigaCrystaPhantomを利用可能となっている。

SSPX-GCシリーズ