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Windows 10プレビュー版、BTデバイスのペアリングをより簡易化

通知エリアからBluetoothデバイスをペアリング

 米Microsoftは9月19日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 18985(20H1)」をFast ringでリリースした。

 Build 18985では、Bluetoothデバイスのペアリングがより簡単になるように改良。ペアリングを行なおうとすると通知エリアにポップアップが表示され、「設定」メニューを経由せずに即接続が行なえる。Bluetoothデバイスの簡易接続機能はOctober 2018 Update(バージョン1809)でSwift Pairとして提供されているが、今回のアップデートでペアリングを短くするためにUIを改善し、通知を1つ少なくすることで接続の手間を減らしたり、Bluetooth接続のボタンと一緒に解除するボタンを設けたり、デバイス名や製品のカテゴリが表示したりするようになった。

 ただし、この機能をサポートするBluetoothデバイスはかぎられており、おもにSurfaceシリーズのキーボードとマウスが対象。また、現状ではすべてのユーザーにこの機能が提供されるわけではなく、このビルドを適用したユーザーのうちの半数が利用可能としている。

拡大機能を搭載した切り取り&スケッチ

 このほか、画面キャプチャを行なう「切り取り&スケッチ」アプリのバージョンが10.1907に上がり、画面のトリミングをしたさいにウィンドウを閉じる設定を用意し、そのままキャプチャをし続けると何個もウィンドウが残ってしまう問題に対処。さらに、キャプチャする画面の拡大機能が追加され、正確で細やかなトリミングがしやすくなっている。