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新ドライバでGeForceもOpenGLの10億色出力対応に
2019年7月30日 17:26
米NVIDIAは29日(現地時間)、グラフィックスクリエイター向けイベント「SIGGRAPH」の開催に合わせて、Studioドライバの更新を発表した。
新しいStudioドライバを発表。「OTOY Octane Render」や 「Blender」、「Autodesk Arnold」、「Maxon Cinema 4D」、「Adobe Substance Painter」、「Magix VEGAS Pro」における最適化とともに、GeForceとTITANビデオカードにおいて、OpenGLの30bitカラー出力を可能にした。
これにより10億色の表現が可能となり、写真などのグラデーションのバンディングを抑えることができる。30bitカラー出力はAdobeの「Photoshop」および「Premiere Pro」、「Autodesk RV」、「Colorfront Transkoder」、「Assimilate Scratch」、「Foundry Nuke」などでサポートされている。
NVIDIAはこれとは別に、RTXシリーズ搭載ノートPCの拡充を発表。国内でもQuadro RTX 4000が搭載可能なモバイルワークステーション「ThinkPad P53」が発表されているが(関連記事:レノボ、いつでも工場出荷時の色に戻せるThinkPadの15.6型モバイルWS)、Dellの「Presision 7540」「Precision 7740」、HPの「ZBook 15」、「ZBook 17」、BOXXの「GoBOOX SLM モバイルワークステーション」においてもQuadro RTXが搭載されることが発表された。
また、Lenovoの「Legion Y740 Laptop Studio Edition」の15型および17型モデルで、GeForce RTX 2080が選択可能になった。これにより、NVIDIAのRTXシリーズを搭載したモバイルワークステーション/Studioノートが既存の17機種から27機種へと拡充された。