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Acer、“スライドキーボード”機構搭載のCore i9採用17.3型ゲーミングノート
~リビング向け43型4Kゲーミング液晶や「配信専用PC」も
2019年4月12日 16:49
台湾Acerは11日(米国時間)、ゲーミング関連製品を多数発表した。
「Predator Helios 700」は、17型ゲーミングノートPC。米国発売は7月予定で、価格は2,699.99ドルから。
最大の特徴は「HyperDrift」機構の採用で、キーボードとタッチパッド、パームレスト部が手前に引き出すことができ、熱処理空間の確保とデスクトップPCのような操作性を両立したとする。
そのほか冷却機構として、第4世代AeroBlade 3Dファン、5本の銅製ヒートパイプ、ベイパーチャンバー、CoolBoostテクノロジーなどを備える。
CPUには第9世代Core i9プロセッサ、GPUにはGeForce RTX 2080またはRTX 2070を搭載。DDR4メモリは最大64GBで、無線LANはWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応。Killer DoubleShot Proもサポートする。
ディスプレイは144Hz駆動のIPSパネルで、応答速度3ms、G-SYNCに対応。
キーボードは、RGB LEDバックライト、アンチゴーストMagForce WASDキーを搭載。5つのスピーカーとサブウーファーにより、没入感の高いゲーム体験を謳う。
Predator Helios 300
「Predator Helios 300」は、15.6型および17.3型のゲーミングノートPC。米国発売は6月予定で、価格は1,199.99ドルから。
第9世代Core i7プロセッサとGeForce RTX 2070 Max-Qを搭載し、新設計の金属製筐体に刷新されている。
ディスプレイは144Hz駆動のフルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶パネルを備え、DDR4-2666メモリを最大32GB搭載可能。ストレージはNVMe SSD×2(RAID 0)とHDDを搭載できる。
Predator Orion 5000
「Predator Orion 5000」は、8コア/16スレッドのCore i9-9900Kを搭載したゲーミングデスクトップPC。米国発売は8月予定で、価格は1,199.99ドル。
GPUにGeForce RTX 2080、DDR4メモリを最大64GBを搭載し、Cooler Master製の簡易水冷CPUクーラーを採用する。
2.5インチドライブベイは着脱が容易な「Easy-Swap」機構を備え、有線LANは2.5Gigabit Ethenetをサポートする。
Predator CG437K P
「Predator CG437K P」は、43型の大型4Kゲーミング液晶ディスプレイ。米国発売は9月予定で、価格は1,299ドル。
4K(3,840×2,160ドット)解像度の144Hz駆動VAパネルを採用し、DCI-P3カバー率90%の色域を謳う。またVESAの「DisplayHDR 1000」認定を取得しているほか、AdaptiveSyncにも対応する。
部屋の明るさを検出して輝度を自動調整する光センサーや、人感センサーで自動復帰する省電力技術などを備えるほか、リモコンも付属するため、リビングでの利用に最適としている。。
入力インターフェイスはDisplayPort、HDMI。
Nitro 7
Nitro 7は、19.9mm厚の薄型筐体を採用した15.6型のゲーミングノートPC。米国発売は5月予定で、価格は999.99ドルから。
応答速度3msの144Hz駆動ディスプレイを備え、画面占有率78%を謳う。GPUにはNVIDIA製品を搭載し、最大7時間のバッテリ駆動を実現した。
メモリは最大32GBで、NVMe SSD×2のRAID 0/1構成、2TB HDDの搭載が可能となっている。
Nitro 5
Nitro 5は、17.3/15.6型のゲーミングノートPC。米国発売は6月予定で、価格は799.99ドルから。
メモリは最大32GBで、NVMe SSD×2のRAID 0/1構成が可能。Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)や、HDMI 2.0、USB Type-Cなどのインターフェイスを備える。
Nitro Stream
「Nitro Stream」は、PC/家庭用ゲームの配信者向けの、プラグアンドプレイで使える“ストリーミング配信用PC”を謳った製品。
キャプチャカードを内蔵しており、第8世代Core i7プロセッサと最大32GB DDR4メモリ、256GB SSDで、フルHD解像度のストリーミングを快適に行なえるとしている。
パススルー機能により、フルHDで配信しつつ、4K60pでのゲームプレイが可能。筐体はVESAマウントでディスプレイ背面に取り付けることも可能で、机上スペースを専有せず配信環境を構築できるとする。