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NVIDIA、容量24GBのGDDR6を搭載した「TITAN RTX」

TITAN RTX

 NVIDIAは3日(現地時間)、コンシューマデスクトップ向けGPUの最上位モデル「TITAN RTX」を発表した。アメリカと欧州で12月末に発売される予定で、価格は2,499ドル。

 Turingアーキテクチャを採用したTITANシリーズの最新製品。4,608基のCUDAコア、576基のTensorコアを内蔵し、深層学習において130TFLOPSの演算性能を実現。RTコアも72基で、秒間11GigaRaysのリアルタイムレイトレーシング処理が可能としている。

 ビデオメモリはGDDR6で、TITAN旧モデルの2倍となる史上最大級の24GBを搭載。バス幅は384bitで、バンド幅は672GB/sに達する。また、100GB/sのNVLinkも備える。

 このほかの仕様は、製造プロセスが12nm FFN、トランジスタ数が186億、ベースクロックが1,350MHz、ブーストクロックが1,770MHz。ディスプレイ出力はDisplayPort×3、HDMI、USB Type-C。PCI Express補助電源は8ピン×2で、TDPは280W。

【表】仕様比較
GPUTITAN RTXQuadro RTX 6000GeForce RTX 2080 Ti
CUDAコア数4,6084,352
Tensorコア数576544
RTコア数7268
ベースクロック1,350MHz不明1,350MHz
ブーストクロック1,770MHz不明1,545MHz(FEは1,635MHz)
メモリ容量24GB11GB
メモリ速度14Gbps
バンド幅384bit352bit
TDP280W295W250W(FEは260W)