ニュース

NVIDIA、最上位GPU「TITAN Xp」を発表。フルスペックの3,840CU

 米NVIDIAは6日(現地時間)、コンシューマ向けGPUとして最上位となる「TITAN Xp」を発表した。米国での直販価格は1,200ドル。

 従来最上位だった「TITAN X」との違いは、CUDAコア数(CU)で、3,584基から3,840基に増えている。これまでは、64個のCUDAコアで構成されるSM 60基のうち4基が無効化されていたが、TITAN Xpでは全てが有効にされている形となる。ベースクロックは不明だが、ブーストクロックも1,531MHzから1,582MHzに、メモリクロックも10Gbpsから11.4Gbpsに引き上げ。これにより、理論性能は11TFLOPSから12TFLOPSに向上しており、「Quadro P6000」と同じ性能となる。

 それ以外のハードウェアの仕様は基本的に踏襲され、メモリは12GBのGDDR5X、消費電力は250W。

【お詫びと訂正】初出時に「外部電源コネクタは8ピン+6ピンから6ピンのみに変更されている」としておりましたが、TITAN Xpも8ピン+6ピンとなります。お詫びして訂正させていただきます。