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やりすぎの領域! 愛でる鑑賞箱まで用意されたG.SKILLのDDR4メモリ「Trident Z Royal」

 台湾G.SKILL Internationalは20日(現地時間)、DDR4メモリの新シリーズ「Trident Z Royal」を正式発表した。

 6月の台湾COMPUTEX TAIPEI 2018で出展した製品。従来の「Trident Z RGB」は、上部に乳白色のパーツを備え、柔らかい光を照射するものであったが、Trident Z Royalは特殊なパターンをもった透明素材を採用し、クリスタル原石に光を当てたときのような、複雑の屈折によるきらびやかな光を発するものとなった。

 この光を平面に照射すれば、複雑なパターンが浮かび上がる。刻一刻と変化するRGB LEDの色と相まって、オーロラのような視覚効果をもたらす。

 ヒートスプレッダも特製のものとなっており、鏡面仕上げのゴールドまたはシルバーとなった。加えてパッケージにも凝っており、まるで宝石が入った箱のようだ。鏡面仕上げのヒートスプレッダを磨くためのクリーニングクロスも付属している。

公式の製品イメージ
ゴールドモデル
シルバーモデル

 速度はDDR4-3000/3200/3600/4000/4266/4400/4600の7種類で、1枚あたりの容量は8GB~16GB。レイテンシや枚数の組み合わせで27種類が用意される。

 今回G.SKILLの特別協力により、事前にDDR4-3200対応/8GB×2のモデル(F4-3200C16DE-16GTRG)と、鑑賞用の特製箱を入手できたので、簡単な試用レポートを写真を交えてお伝えする。

厚紙を使ったパッケージは高級感たっぷり
ロゴなどの印字もさまざまな色に反射する素材のインクを使用している
パッケージのなかにはクリーニングクロスが同梱されている
クリーニングクロスの下にメモリ本体が収められている
今回のキットは2枚組だ
金メッキされたヒートシンク
保護フィルムがあらかじめ貼られている
保護フィルムを剥がしたところ。指紋が付きやすいため、クリーニングクロスを使って磨く
Trident Z RGB(右)との比較
ホログラムつきのシールも異なる
今回特別に送られた観賞用の箱
電源をつなぎ、メモリを接続するとメモリのライティングだけ楽しめる
従来のTrident Z RGBとはまったく光り方が異なることがわかる
面に当たって反射すると複雑な模様が現れる
イルミネーションの設定は新しいユーティリティ「G.SKILL Royal Lightning」から行なえる。このユーティリティに加え、ASUSのAURA Syncをはじめ、そのほかのマザーボードユーティリティからも設定できるようにする予定だという
UIこそ変化しているが、設定できるライティング項目はTrident Z RGBとほぼ共通。なお、本ユーティリティからTrident Z RGBの設定はできなかった
Trident Z RGBの「F4-3200C14Q-32GTZR」はSamsung製チップだったが、今回入手した「F4-3200C16D-16GTRG」はSK Hynix製チップだった。同じDDR4-3200動作だが、レイテンシはCL16-18-18-38とやや遅い
この時期だとPCを使うユーザーへのクリスマスプレゼントにいいかもしれない