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Google、10周年目を迎えるWebブラウザ「Chrome」を一新

 米Googleは9月4日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」をバージョン69にアップデートした。

 9月4日をもってChromeは誕生10周年目を迎える。これに合わせていつもより大幅なアップデートを行なっている。

 見た目は従来から大幅に変更され、タブ、そしてURL入力/検索を行なう「オムニボックス」(いわゆるアドレスバー)が丸みを帯びたデザインとなった。デスクトップ版のみならず、AndroidおよびiOS版も同様のデザインに変更される。

 また、IDおよびパスワード、クレジットカード番号を含む各種入力自動補完機能はより正確になった。設定はGoogleアカウントに紐付けられ、Chromeのツールバーから直接アクセス可能。強固なパスワードを自動生成する機能も搭載し、異なるサイトで異なるパスワードを使用しても、Googleアカウントで一括管理/同期できるため、容易かつ強固なパスワードを使えるとしている。

 オムニボックスでの検索機能も強化され、天気や外国語の翻訳のさいは、直接入力すればサジェスチョンでその結果を直接提示するため、検索ページに遷移しなくてもその場で簡易的な結果がわかるようになっている。