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Google、PCからスマホに"タブを送る"などChromeの機能を改善

 米Googleは19日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」のタブ機能の改善などを発表した。対象はPC/Android/iOS版のChromeで、iOS版は一部機能についてはすでに実装済み。

タブをグリッド化してプレビューしやすく

 iOS/Android版Chromeでは、タブ画面のレイアウトをグリッド化してプレビューが見やすくなった。この変更はiOS版Chromeではすでに実装しており、Android版は今後数週間で実装予定。

 Android版Chromeではタブをグループ化する機能も追加。グループ化したタブの切り替えも画面下部で容易にできる。

ページを別の端末にシェアできる

 そのほか、ワンタッチでスマートフォン版で閲覧していたページをそのままPCのタブで開く機能も追加予定。PCからスマートフォンに送信することも可能。同じアカウントでログインしていて同期を有効にしている場合に機能する。

PC版でもタブタイトルとサムネイルの確認が可能に

 PC版Chromeでは、多数のタブを開いたさいに見えなくなっていたタイトルをマウスオーバーで確認できる機能を追加する。この機能は、今年後半にページのサムネールプレビューをマウスオーバーで見れる機能へ更新予定。

アドレスバーの機能も改善

 アドレスバーも機能を改善。検索したさいに結果をアドレスバー内に表示する機能や、翻訳機能のアドレスバーへの組み込みなども実装する。そのほか、Chromeのテーマ機能を更新し、ブラウザのテーマカラーなどを変更可能にする機能も追加した。

 開発チームは、これらの機能だけではなく、今秋の後半にさらに機能を追加する予定としている。