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「Quadro RTX」はSamsung製の16Gb GDDR6メモリを搭載

~56GB/sのデータ転送を実現

16Gb GDDR6メモリ

 Samsung Electronicsは14日(米国時間)、同社の16Gb GDDR6(Graphics Double Data Rate 6)メモリが、NVIDIAの最新GPU「Quadro RTX」シリーズに採用されたことを発表した。

 Quadro RTXは14日に「SIGGRAPH 2018」にてNVIDIAが発表した新GPUで、最上位のQuadro RTX 8000では、48GBのGDDR6メモリを搭載する。

 今回の16Gb GDDR6は、20nmプロセスで製造されるSamsungの8Gb GDDR5メモリの容量を倍増させたもので、業界初の16Gb GDDR6メモリとなる。

 ピンあたり14Gbpsで通信可能で、秒間56GBのデータ転送が可能。ピンあたり8Gbpsだった8Gb GDDR5メモリと比較して、75%高速な転送速度を謳っているほか、GDDR6は1.35V動作のため、1.55Vで動作するGDDR5よりも、35%消費電力が低下しているとアピールしている。