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Windows 10プレビュー版でWindows Updateの“隙あらば再起動”な設計が改善か

Flashlight

 米Microsoftは7月25日(現地時間)、Windows 10 Insider Previewの「Build 17723(RS5)」をFast ringで、さらにその次の大型アップデートとなる「Build 18204(19H1)」をSkip Aheadで公開した。

 Microsoftは今回のビルドで、Windows Updateについて、新たな試みを行なっている。Windows Updateは、更新パッチなどがダウンロードされると、ほとんどの場合PCの再起動が必要となり、アクティブ時間外に自動的に再起動されてしまうことなどが、Windowsユーザーからの不満を招いている。

 同社はこの問題について認識しており、ユーザーの苦痛を緩和すべく、再起動のロジックについてアップデートを施し、適応的で予測的な判断が行なえるような仕組みを取り入れた。

 この予測モデルについて、正確性を高めるためにトレーニングを重ね、ユーザーがただ単にPCを使用しているのかしていないのかという状況判断だけでなく、コーヒーのためにちょっと離席しているだけで、すぐに戻ってくる状況であるといったことも判断。社内検証では有用な結果が得られたという。

 同社はフィードバック Hubにて、不適切なときに再起動が行なわれたどうかなど、動作改善のための詳細な報告を受け付けている。