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Windows 10 RS5、リモートデスクトップで生体認証可能に

~Windows Hello for Businessでサポート

 米Microsoftは11日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 17713(RS5)」をFast ringで配信開始した。

 RS3およびRS4のときにもあったように、今回のビルドでは1つ先のバージョンのOSを入手するためのSkip Aheadのチェック項目がなくなっている。次に項目が現われたさいは、以前にオンにしていた場合でもチェックが外された状態になっているので注意されたい。

 Build 17713では、Azure Active DirectoryとActive Directoryを利用するユーザーが、リモートデスクトップ(mstsc.exe)のセッション接続でWindows Hello for Businessによる生体認証を利用可能になった。

 また、これまでWindowsのログオンにはADFS(Active Directory Federation Services)や、WS-Federationプロトコルが使用されてきたが、今回新たに「Web Sign-in」という方法を追加。Web Sign-inではADFSと連携していなくてもログオンが行なえる。

 このほか、「Fast Sign-in」という方法も追加されており、Windows 10の共有PCですばやくサインイン可能になった。