Windows 10 RS5、カレンダーのカスタマイズが容易に

「地域」の設定ページ

　米Microsoftは6月6日(現地時間)、RS5のWindows 10 Insider Preview「Build 17686」をFast ringとSkip Ahead向けに公開した。

　このビルドでは、「設定→時刻と言語」のページに新たに「地域」が設けられ、今までよりも容易にカレンダーの西暦/和暦、週はじまりの曜日、日付や時刻の省略/非省略時の表示方法、通貨といった標準で設定されている地域設定を変更して好みの表示に変えられるようになっている。

　また、「Language(現ビルドでは英語表記のまま)」という設定ページも用意されており、Windows 10に別の言語を追加するためのローカルエクスペリエンスパックに即座にアクセスできるようになった。ローカルエクスペリエンスパックはMicrosoft Storeで配布されており、Storeへのリンクが設定ページに用意された格好となる。

「Language」の設定ページ

　それ以外にも、プライバシー設定でマイクが無効化されていた場合に、アプリがマイクを使用しようとする初めての状況で、マイクが無効化されていることをユーザーに知らせるポップアップが表示されるようになった。これによって、ユーザーはマイクを有効化するべきか、無効化したままにするのか、設定を見直すことができる。

マイクが利用できないことを伝えるポップアップ

　このほか、Windows MRで発生していた不具合などが修正されている。