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次期Windows 10ではアンチウイルスソフトは保護されたプロセスでの実行が必須に

 米Microsoftは5月16日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview RS5向けの「Build 17672」をFast ringで公開した。

 今回のビルドでは目立った新機能の搭載はないが、Windows セキュリティセンターの仕様に若干の変更が入り、サードパーティ製のアンチウイルス製品がWindows セキュリティセンターに登録されるために、保護されたプロセスとして実行しなければならなくなった。

 保護されたプロセスとして実行されていない場合は、WindowsセキュリティのUIに表示されず、Windows Defenderと共存した状態で動作することになる。

 テスト目的でこの機能を無効化するためのレジストリキーが用意されており、以下の値を追加したあとにシステムを再起動すれば反映される。

HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Security Center\Feature
DisableAvCheck (DWORD) = 1

 ただし、このキーは将来的に削除されるとしている。