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東芝、“自分の声”を学習させて音声読み上げができるスマートフォンアプリ

コエステーション

 東芝デジタルソリューションズ株式会社は、自分の声をデータ化して合成音声を作れるスマートフォンアプリ「コエステーション」の提供を開始した。

 同社では、東芝コミュニケーションAI「RECAIUS」の音声合成技術を活用して、「声」を収集・蓄積・提供するプラットフォームとして「コエステーション」の構想を発表しており、今回のアプリ提供は、コエステーションによる新たな音声コミュニケーションの世界を、手軽に体験してもらうためとしている。

 アプリでは、自分の声の分身「コエ」を生成でき、入力文の読み上げやSNS(LINE、Facebook、Twitter)への音声投稿などが可能。

 対応OSはiOS 10以降で、iPadを除くiPhone 5S以降をサポート。iPhone付属の純正イヤフォンマイクを推奨している。

 今後はコエステーションを活用し、自分の「コエ」に加え、タレントや声優などさまざまな「コエ」を、あらゆる場面でセキュアかつ自由に使える、新しい音声文化の醸成を目指していくとしている。

音声合成により自分の声の分身をつくる「コエステーション」