ニュース

Sakana AI、日本に特化したAIモデル「Sakana Namazu」提供開始

 Sakana AIは8月3日、日本語に特化したLLM「Sakana Namazu」を発表した。API経由での提供となり、料金は従量課金制で、1M入力トークンあたり0.95ドル(日本円で約152円)、1M出力トークンあたり4ドル(約640円)。初期費用や月額費用はかからない。支払いは米ドル建てが基本だが、法人プランでは円建てにも対応する。

 Sakana Namazuは、日本文化への深い理解と高い推論能力を兼ね備えた日本語特化のLLM。オープンモデルのKimi K2.6をベースに、社内独自のデータを用いて日本語や日本の業務文脈への適合を進めた。あわせて、特定の話題での応答回避や出力の偏りを抑えるチューニングも施している。

 APIはOpenAI互換で提供され、接続先の設定を1か所変更するだけで既存のコードから簡単に切り替えられる。一度指示を与えれば、モデル自身がWeb検索やコード実行を自律的に繰り返しながら、複雑なタスクを最後まで完走する仕組みだ。

ベンチマーク評価

 ベンチマークでは、日本語の指示理解や応答品質を測るJFBenchでKimi K2.6を1.5%上回るスコアを記録し、中立な回答を出力するかどうかを評価するFairPoliticsQAでは22.2%上回るスコアを獲得した。従量課金の費用目安は以下の通り。

・入力: 1Mトークンあたり0.95ドル(約152円)
・出力: 1Mトークンあたり4.00ドル(約640円)
・キャッシュ済み入力: 1Mトークンあたり0.15ドル(約24円)
・Web検索の利用料: 1,000回あたり7.00ドル(約1,120円)
・コード実行の利用料: 1時間あたり0.12ドル(約19円)