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Windows MRで映画いぬやしきを体験。新宿上空を自在に飛び回わる

~主演の木梨憲武さんらの応援試写会が開催

高校生を対象にした「高校生限定応援試写会」を開催

 芸能人の木梨憲武さんが16年ぶりに映画主演を務めるとともに、最新技術を駆使した新感覚バーチャルムービーとして話題を集めている映画「いぬやしき」が、2018年4月20日に公開されるのに先立ち、4月12日、東京・恵比寿の恵比寿ガーデンルームで、高校生を対象にした「高校生限定応援試写会」が行なわれ、約150人の制服姿の高校生が参加した。

 応援試写会というタイトルのとおり、全員が黄色いメガホンを持ち、声を出して応援しながら映画を視聴するというユニークな試写会となった。

 試写会後のトークショーに登場した木梨憲武さんは、MRデバイスで、映画のハイライトシーンである新宿上空でのバトルを、もっとも現実に近い形で体験できる「映画『いぬやしき』VR」に挑戦した。

木梨さんがVRに挑戦する様子

 「いぬやしき」は、累計発行部数2,000万部越えの絶大な人気を誇る漫画「GANTZ」の原作者である奥浩哉氏が、新たな世界観で描き、大反響を呼んでいる大ヒット漫画だ。原作は全10巻で累計310万部を記録しているという。映画版のいぬやしきは、GANTZを実写映画化した佐藤信介監督が制作した新感覚バーチャルムービーとなる。

19年ぶりの映画主演となった木梨憲武さん
初めて悪役に挑戦した佐藤健さん
犬屋敷の娘・麻理役を演じた三吉彩花さん

 墜落事故に巻き込まれた結果、人を超越する力を手に入れ、人を救おうと奮闘する冴えない初老の主人公・犬屋敷壱郎を木梨憲武さんが演じ、格闘シーンでは、ワイヤーアクションにも挑戦。そして、犬屋敷と同じ力を手に入れ、人々を傷つけていく高校生・獅子神皓を佐藤健さんが演じる。佐藤さんが悪役を演じるのは今回が初めてだという。また、犬屋敷の娘・麻理役には、若手実力派の三吉彩花さんを起用した。

 クライマックスの犬屋敷と獅子神の決戦の舞台は新宿。新宿の上空を飛び回り、高層ビルの間を自在にすり抜ける攻防戦。ここでは、生の映像とCGを融合して表現。新宿の崩壊シーンや2人の体内から繰り出される兵器が、最新VFXによって描かれている。

 この日、木梨さん、佐藤さん、三吉さんの3人がトークショーを行ない、同作品のキャッチコピーでもある「ジジイVS高校生」にあわせて、舞台上から高校生からの質問に答えたり、逆に高校生に質問したりといったシーンが見られた。

視聴後、トークショーを行なった

 映画を見た女子高生の1人は、「お父さんとうまく行かないということが最近多い。どうコミュニケーションを取ったらいいのか」と質問。「たまにニヤッと笑ってあげるとお父さんはうれしい。完全なシカトだけはやめてほしい」と回答。また、三吉さんは、「逆にお父さんを、『はいはい』となだめてあげることも大切」とアドバイス。佐藤さんは、「この映画をお父さんにもすすめて、一緒に見に行ってほしい」と呼びかけた。

 映画「いぬやしき」の公開にあわせて、日本マイクロソフトでは、「『いぬやしき』タイアップ特別VRコンテンツ」を用意。ビックカメラやヤマダ電機、ヨドバシカメラ、パソコン工房、グッドウィルといった全国の主要量販店に設置したWindows Mixed Reality体験コーナーにおいて、2018年2月から、同コンテンツを体験できるキャンペーンを実施している。

 「犬屋敷になって新宿上空を飛び回ろう!」をテーマに制作されたコンテンツで、映画「いぬやしき」のハイライトシーンとなる、新宿上空250mでの超音速バトルを、MRデバイスで体験することができるもので、主人公の犬屋敷の目線で、新宿上空を自由に飛び回ることができるという。体験できる店頭では、シークレット技も公開中しているという。

 舞台上で体験した木梨さんは、「ジジイがこれをやると疲れる」とひとこと。獅子神を追いかけるシーンが映し出されたのあわせて、立ったり、座ったり、方向転換したりする身体全体を使った動きに疲れ果てた様子を見せていた。

MRデバイスを装着する木梨さん。初めての体験だという
準備が整った木梨さん
プレイをスタートした木梨さん。新宿上空で獅子神を追いかける

 佐藤さんからは、「オーバーオールを着たおじさんが犬の散歩をしているみたいだった」と指摘され、さらに、三吉さんからは「少年がプレイしているようだった」と評価されて、会場は大爆笑。しかも、プレイが失敗に終わり、評価が出ない結果となり、木梨さんは、「結果は、ダメジジイだった」と、さらに疲れた様子を見せていた。

日本マイクロソフト コンシューマー&デバイス事業本部Windowsデバイス&Office戦略本部マーケティングエグゼクティブの森洋孝氏

 日本マイクロソフト コンシューマー&デバイス事業本部Windowsデバイス&Office戦略本部マーケティングエグゼクティブの森洋孝氏は、「日本マイクロソフトでは、2017年7月以降、日本独自のコンテンツを、MRデバイスで体験できる場を増やそうと考え、映画業界やTV局などに積極的な提案を行なってきた。これらの業界では、MRに対して高い関心を寄せており、試行を開始しようとしている段階でもあった」という。

 また、「映画『いぬやしき』は、CGをふんだんに活用した作品であり、MRとの親和性も高く、これまでとは違った体験を試行するには最適なものであった。Unityで作られたコンテンツであれば、MRデバイス向けに短時間に展開することも可能で、今回の事例はそれを証明するものにもなった」と経緯を説明。

 「日本マイクロソフトでは、MRを一般の方々にも広く利用していただく『MRの民主化』に取り組んでいきたいと考えており、コアゲーマー向けのゲームにおける活用だけでなく、MRの体験の場を増やしたり、MRに関心がない人にもふれるきっかけを増やしたりといったことを考えている。2月から量販店店頭で行なっている『いぬやしき』タイアップ特別VRコンテンツの体験キャンペーンでは、MRデバイスを体験したことがない女子高生が、量販店店頭でコンテンツをプレイするために訪れたり、その情報をソーシャルメディアでやりとりして、興味を持つ若い人が増えたりといったことが起こっている」と成果を述べた。

 日本マイクロソフトでは、今後も映画業界やTV局との連携を強化していく考えであり、「こうした活動を通じて、これまで日本マイクロソフトがアプローチできなかった人たちにも、MRデバイスの楽しさを広げていきたい」と語った。

参加した高校生とともに盛り上がった