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AMD、「Zen 5」アーキテクチャの開発に着手

 米AMDは9日(現地時間)に、Ryzenプロセッサ投入後1年を機に、YouTubeで特別対談を公開した。17分にわたる対談では、同社のChief Marketing OfficerのJohn Taylor氏が司会を務め、製品開発やマーケティングの幹部らが語り合った。

 この対談の注目点は、ZenのチーフアーキテクトであるMike Clark氏が、将来のアーキテクチャである「Zen 5」の開発にすでに着手をしていると発言したことだ。

 AMDは14nmプロセスで製造されるZen(初代Ryzen)を投入済み。そして2018年1月に公開したロードマップによれば、今月中にも12nmで製造される「Zen+」が投入される。その次に控えているのは7nmの「Zen 2」だが、設計についてはすでに完成している状態で、Zen 3の開発が進んでいる状態だ。

 そのなかで、今回新たに“Zen 5”アーキテクチャの存在が明らかとなった。市場は、より多くのコア、より高い性能、より低消費電力を求めており、これらのニーズに応えるために、開発を継続させているという。